天守の残る唯一の山城
備中松山城は、天守が残っている12城のうちの1つ。城は、「山城」「平山城」「平城」の3つに分類され備中松山城は「山城」に分けられます。12の城のうち「山城」の形態をとるのは、備中松山城だけであることから「天守の残る唯一の三城」ということができます。
また備中松山城は日本100名城のひとつで、秋から冬にかけては雲海に浮かぶ姿が「天空の山城」として話題のスポットです。
■備中松山城をさらに詳しく!
備中松山城は、市街地の北端にそびえる標高約480mの臥牛山に築かれています。臥牛山は「おしろやま」の愛称で親しまれている山で、北から「大松山(おおまつやま)」「天神の丸(てんじんのまる)」「小松山(こまつやま)」「前山(まえやま)」の4つの峰の総称です。
これら四つの峰を中心に、臥牛山全域に築かれたお城が「備中松山城」です。
臥牛山全域にわたる備中松山城では、曲輪(くるわ)や堀切(ほりきり)が残る「中世城郭」と、建物や石垣・土塀が残る「近世城郭」の両方を見学することができます。
備中松山城は、鎌倉時代から戦国時代には「戦のための城郭」として、江戸時代には「備中松山のシンボル」として、備中の拠点としての役割を果たしてきました。
現在、一般的に備中松山城として認識されているのは、標高430mの小松山にある近世城郭部分であり、ここは中世城郭であったお城を、近世城郭に改築したものです。ここには、天守をはじめ、二重櫓や土塀の一部が現存しています。
(高梁市公式HP 引用)
■動画コンテンツも公開!
備中松山城について、動画が公開されています。
こちらの動画は、展望台から見た雲海に浮かぶ備中松山城の映像です。
(高梁市公式HPより)
バーチャル備中松山城
備中松山城をバーチャル映像で楽しむことができるようになりました!
城内の建築構造だけでなく、説明看板なども鮮明に見ることができるため時間を忘れて松山城の世界に入り込むことができます。ぜひ一度ご覧ください。
↓バーチャル松山城はこちら↓
※撮影
Spell Links
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