冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重

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冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重

■開催期間:2021年04月24日(土)〜06月20日(日) ※休止

展覧会 - 江戸東京博物館

日本を代表する浮世絵の名作、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、青を使った鮮烈な色彩と大胆な構図で人々に強い衝撃を与えました。この時、北斎は70歳を越えていましたが、長い画業の中で不断の努力を重ねていました。

一方の歌川広重はこの時30歳代後半。風景画を描くもヒット作のない一介の浮世絵師にすぎませんでした。そんな広重も驚きを持って見たであろう「冨嶽三十六景」シリーズ。その大ヒットの陰で、広重はどのように自らの画風を打ち立てていったのでしょうか。

これまでも北斎と広重の富士シリーズを展示する展覧会は開催されてきましたが、本展はより踏み込んだ解釈により、風景画で双璧をなす北斎と広重の挑戦をストーリー展開で浮き彫りにする試みです。一挙展示となる「冨嶽三十六景」全46図を含む作品はすべて「江戸博コレクション」。この浮世絵史を語るうえで見逃せない貴重なコレクションを通して、二人の浮世絵師のあくなき挑戦の数々を名品とともにご紹介します。

 

■展示構成

プロローグ ― 広重、絵師を目指す

物語の冒頭は、歌川広重こと、安藤徳太郎が10歳で描いた「三保松原図」から始まります。徳太郎少年の夢は「もっと上手に絵を描けるようになること」。やがて浮世絵師・歌川豊広に弟子入りし、その夢を実現していきます。しかし、その前に立ちはだかる高い壁は、天才絵師・葛飾北斎の存在でした。

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第1章 風景画への道 ― 北斎のたゆまぬ努力

幼少期から絵を描くことが好きだった北斎(幼名時太郎、のち鉄蔵)。安永7年(1778)に勝川春章に入門し、翌年から「勝川春朗」の名で作品を出し始めます。第1章では、「冨嶽三十六景」に至るまでの北斎20歳代後半から60歳代までの挑戦の数々をたどっていきます。

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第2章 葛飾北斎「冨嶽三十六景」の世界

第2章では、江戸東京博物館所蔵の「冨嶽三十六景」全46図を一挙公開!70歳を越えた北斎の並々ならぬ気迫、多彩に変化する富士の情景、計算し尽くされた大胆な構図、そして抜群の色使い。広重も多大な影響を受けたことでしょう。日本だけでなく、世界中で愛される本シリーズ全作品を展示します。

また、会期中は当館常設展示室より「北斎の画室模型」が1階特別展示室にお引越し。生涯93回も引越しをした北斎の暮らしぶりを再現します。

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第3章 新たな風景画への道 ― 広重の挑戦と活躍

北斎に触発された広重は、自分らしさを出した「東海道五拾三次之内」シリーズを始めとした数々の名所絵により、風景画の中心を担う浮世絵師へと成長していきます。第3章では、そんな広重の風景画の名品をご紹介します。

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エピローグ ― 広重、“富士”を描く

北斎没後、広重も多くの富士を描きました。そこには、影響を受けただけでなく、北斎の富士を越えようとする広重の対抗心とあくなき挑戦がうかがえます。エピローグでは、広重の描いた「名所江戸百景」シリーズや様々な富士を描いた「富士見百図」、広重が愛用した煙草入れなどの貴重な遺品も展示します。

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(江戸東京博物館 公式ホームページ引用)

■動画コンテンツも公開!

オンラインで楽しめるバーチャルツアーが公開

特別展「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」を オンラインで楽しめるバーチャルツアーが公開になりました!360度、まさに会場にいるかのような臨場感を味わっていただけます。

オンラインで予習してから会場を訪れるもよし、会場で作品を観てから自宅で楽しむもよし、ご家族やお友達と、パソコンで、タブレットで、スマートフォンで、北斎と広重のあくなき挑戦の数々をじっくりお楽しみください。

公開期間:2022年3月末まで(予定)

↓バーチャルツアーはこちら↓

東京の新しい文化創造の拠点に。【江戸東京博物館】

東京都江戸東京博物館は、江戸東京の歴史と文化をふりかえり、未来の都市と生活を考える場として平成5年(1993年)3月28日に開館しました。高床式の倉をイメージしたユニークな建物で、開館以来、東京を代表する観光スポットとして、多くのお客様にご来館いただいております。

常設展は、徳川家康が江戸に入府してから約400年間を中心に、江戸東京の歴史と文化を実物資料や復元模型等を用いて紹介しています。さらに、1階展示室で開催される年5~6回の特別展に加えて、講座や体験教室など様々な活動を展開しています。

東京の新しい文化創造の拠点として、また皆様の憩いの場として、大いに活用していただけることを願っています。

(江戸東京博物館 公式ホームページ引用)

施設公式ホームページ URL
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
営業時間
午前9時30分~午後5時30分 ※入館は閉館の30分前まで
休館日
毎週月曜日(ただし4月26日、5月3日は開館)
料金
■特別展専用券 一般 1000円 / 大学生 800円 /中学生・高校生(都外)500円 /中学生・高校生(都内)500円 ■特別展・常設展共通券 一般 1280円 / 大学生 1020円 /中学生・高校生(都外)640円 /中学生・高校生(都内) 無料 ■特別展前売券 一般 800円 / 大学生 640円 /中学生・高校生(都外)400円 /中学生・高校生(都内) 400円
住所
東京都墨田区横網一丁目4番1号
アクセス
■JR総武線 両国駅西口より徒歩3分 ■都営地下鉄大江戸線 両国(江戸東京博物館前)駅A3・A4出口より徒歩1分 ■都バス 錦27・両28・門33系統 墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車徒歩3分
問い合わせ
03-3626-9974